腰痛はほとんどの場合は特定できません。レントゲン検査を行ってもわからない場合が多いです。
・骨粗しょう症
骨の強度が弱くなっておりますので、骨折しやすく骨折すると腰痛を引き起こします。
主に高齢の方や、女性の方が多い病気です。
・椎間板ヘルニア
骨の間の椎間板に亀裂が起きて、髄核が神経を刺激して痛みが走ります。
このほかにもさまざまな原因がありますが、上記のようにはっきりとした病気ではない限り特定は難しいです。
腰痛症とは、原因が特定できない腰痛です。
急性腰痛と慢性腰痛があり、
急性腰痛としてはぎっくり腰があります。
腰が曲がった状態や腰の力だけで重いものを持つと発症しやすくなります。
また、腰に疲労が貯まった状態で急にひねったり無理な動きをしても発症しやすくなっております。
慢性痛としては、
・椎間板の中の髄核がずれる
・腰の骨の筋肉や靭帯に疲労が貯まり炎症が起きる
・ストレスなど
といったことが起きると慢性痛となり、主な原因はほとんど生活習慣の中にあります。
・長時間の立ち仕事
・長時間のデスクワーク
・かがむ仕事が多い。
・中腰の状況が多い。
・あまり歩いたりなどの軽い運動をする機会がない。
・過度な運動が多く、十分な休息がない。
生活習慣を見直して腰痛は予防することが大事で、もし腰痛になってしまった場合は、
痛みでストレスが出てしまい長期化する可能性があるので、上記の原因となる習慣を見直す必要があります。